終着駅

この旅もいよいよ終着点に向かおうとしていた。
人が自然と関わってきた物語を感じたい。
そんな想いで旅に出た私だが、
明確な回答が得られたのか、得られなかったのか、
自分でもよく分かっていない。
だが、言えることは、そこには間違いなく人の息づかいと、
自然の息づかいが共に存在していたということ。
そして、そこを訪れた自分に何かが生まれたこと。
そう感じさせられたこと自体が物語なのかもしれない。

 
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Photo&Essay:Shuji Enmando