早春の朝

長かった冬から目覚めた肥えた土。
そんな土に、一歩一歩確実に鍬を入れていく老夫婦の姿に出逢った。
この畑に鍬を入れるのは、この春で何回目を迎えるのだろうか。
毎年変わらぬ光景が、永遠でありますように。
思わずそう願いたくなるような光景だった。

 
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Photo&Essay:Shuji Enmando